当ホテルの近く(車で5分ほどの距離)に、能登町秋吉という地区があるが、この地区では、節分の時に、アマメハギという重要無形民俗文化財に指定されている風俗というか風習というか、伝統行事がある。
年嵩の少年や若者達が、簑を纏い、鬼の面をかぶり、作り物の包丁などをかざし、怠け者はいないか、悪い子はいないかなどと叫びながら各家々を廻るのであるが、小さい子どもたちが、いい子になりますなどと、泣きながらお父さんやお母さん、おじいちゃんやおばあちゃんにしがみついている様子が見られます。
アマメとは、いろりなどにあたっているとできる「たこ」(ぺんだこなどのようなもの)のことで、それをはぎ取るということで、アマメハギとういうのだそうです。
最近は、少子化で、地域に子供達が少なくなった所もあり、大人が鬼の役をするところもあるようですよ。
今年はもう終わりましたが、能登にはこういった伝統行事がまだまだ残っております。来年に、一度ご覧になられたらいかがですか。