海藻(たかも)パートⅡ

「たかも」ってなんだろうと思われる方も多いと思います。

正式名称は「アカモク」、ヒバマタ目ホンダワラ科に属する海藻です。

能登でも地域によって呼び名は変わっております。

のときんぷらの周辺地域では、「たかも」と呼ばれ、珠洲の方へ行くと「だいずる」と呼ばれています。

細長い(一本が4~5メートル以上あるのでは)海藻ですが、粘りけがあって、味噌汁の具材、酢味噌和え、ポン酢でもおいしく食べることができます。

私の家では、酢醤油で食べることが多いのですが、海藻しゃぶしゃぶや粕汁に入れてもおいしいです。

能登には、この他、「カジメ」なども採れるのですが、今年はカジメが少なかったそうです。

茶色の幅広の海藻を細く切りに刻み、ぼうず(具を入れない)粕汁をつくり、お椀に刻んだカジメを予め入れて、その上に熱々の粕汁を注ぐと、真っ青になり、どろどろの食感がたまらなくおいしいです。

珠洲の飲食店では、海藻しゃぶしゃぶなども供されておりますので、寒い時がおいしいごちそうなので、寒いうちに是非ご賞味してみてください。

 

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